移住後に、不安と寂しさで一瞬焦った話。

無事に平屋が完成し、長かった別居婚生活も解消。
「これからは落ち着いた日々を送れそうだぞぉ~~~!✌️」
そう思っていたワタシでしたが、新しい生活をスタートして間もなく、不安と寂しさに突如襲われてしまいました😢
「いつか移住できたらいいなぁ~」という漠然とした気持ちはありました。
ですが正直、これほど早く現実のものになるとは思っていなかったのです。
実は気持ちが追い付いていなかった
ワタシと正反対の夫は、行動に移すのがとにかく早い💨
そして、『まずはチャレンジしてみよう!』というバイタリティーにあふれた有言実行の人。
一方ワタシは、大きな変化より安定を好む保守的なタイプ。
宮古島を移住先の候補として下調べに向かった夫は、すぐに『ここだ!』と決めて家を建てる準備を始めました。
その決断自体は100%賛成だったワタシですが、どうやら、実はそのスピードに気持ちが追い付いていなかったようです。
急に襲ってきた不安と寂しさ
東京で生まれ、東京で育ち、進学も就職もすべて東京で経験してきました。
丸50年。半世紀です。
決して友人が多い方ではありませんでしたが、それでも、周りを見渡せば、月日を一緒に過ごしてきた人たちがたくさんいました。
そんな慣れ親しんだ環境とも人とも、移住によって物理的にかなりの距離が空いてしまったのです。
東京と宮古島を結ぶ唯一の交通手段は飛行機。
健康状態に問題のない今なら好きな時に行き来もできるでしょうが、これから先、いつまでそれができるか分かりません。
そうなったら、もう、誰にも会いに行けない…。
そんな、起こるかどうかも分からない未来のことを想像して、不安と寂しさに襲われるようになりました。
唐突な気持ちの変化に自分でも驚いたものですから、整理がつかず、夫に説明できるまでに少し時間がかかりました💦
「また変わればイイ」という発想
しばくらして夫に正直な気持ちを打ち明けたところ…
家を建てたからって、ここから動けなくなるわけじゃない。
東京に戻った方がふたりにとってイイなら、そうしよう。
どこかまた別の場所を探したってイイしね!
夫はそう言いました。
・・・あ、あれ??ここで骨をうずめなきゃ、なんて考えなくて良かったの?!
ワタシだけ、なんか、勝手に『覚悟』とかしていたのかしら?!😅
思い込みと決めつけをなくそう
夫からの思いがけない言葉を聞いて、気持ちがスーッと楽になっていきました。
「移住したんだから、もう、あとはないぞ」と、なぜかひとりで思い込み、決めつけていたことに気づいたのです。
そうだ!別の方法なんていくらでもある。今はここでの生活を思いっきり楽しもう!
夫と話をしたことを機に、そう考えられようになりました。
自分たちで選択して動けるという有難い境遇に居るのだから、自分で自分を身動き取れなくしてしまうなんて、ゼッタイやっちゃいけないな。
そう思って、今は宮古島での生活を大大大満喫している毎日です🌺